ユナイテッドモータースランカ(United Motors Lanka PLC)のレポート [スリランカ株 個別銘柄]
スリランカでは走っている車のほとんどが日本車。
個人的な感覚では95%くらい日本車が走ってます。
そんなスリランカで注目されるのはやはり自動車関連会社。
しかし、スリランカ株の中で自動車セクターで上場している銘柄は6社のみ。
その理由はコングロマリット系の銘柄が1事業としてやっていることと、
上場していない企業がまだたくさんあること、の2点。
まだまだこれからなんでしょうね、
スリランカの自動車業界は。
このブログはコロンボ証券取引所に上場しているスリランカ株を
中心にご紹介していますので、すでに上場している自動車関連会社の
紹介をしたいと思います。
ユナイテッドモータースランカ(United Motors Lanka PLC)
(source:http://www.unitedmotors.lk/)
このユナイテッドモータースランカ(United Motors Lanka PLC)は、
画像を見てもらえればわかるとおり、日本の三菱車の輸入代理店です。
ユナイテッドモータースランカ(United Motors Lanka PLC)のルーツとなる
ビジネスは1945年に始まり、1988年には日本車輸入のトップ会社となりました。
1989年に現在の社名に変更⇒上場。今は子会社を通じて車だけでなく、
バイクやスリーウィーラーなども手掛けています。
スリランカでは2010年に関税を大幅に引き下げしたために
自動車輸入が飛躍的に伸びました。
1000CC以下 +10000%
1000~1500CC +3938%
1500~3000CC +1819%
(2009年比)
もちろん、このユナイテッドモータースランカ(United Motors Lanka PLC)も
恩恵を受けて、売り上げは3倍になり、税引き後利益は+1252.8%と、
とんでもない伸び率を記録しました。
そのおかげで2010年には41.8倍あったPERも
2011年には11.3倍に低下する見込みで、
2012年 7.2倍
2013年 5.9倍
の計画を立てています。
もちろん、今回のようなことは関税引き下げの影響が大きいので、
逆に関税が引き上げとなると、業績低下する可能性を持っています。
そのあたりがチェックポイントとなりますが、
基本的には経済成長と共に自動車の需要は右肩上がり。
これから楽しみな企業の一つです。
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